カスタム治具その1
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手のひらサイズの羽子板をシナ合板で作ってほしいと友人からの注文があった。しかも200個。斜めに切るのは卓上まるのこ(マイターソー)で簡単だが、問題はちょっとくびれたところ、これはルーターを用い、それ専用の治具に頼るしかない。 |&ref(IMG_0569.jpg,[[photos1]]);| |完成図| &br; 1時間ほど考えた。出来上がりは頭の中にあるので、設計図はひかない。 &br;&br; 用意するものは、余っていた9mmのバーチ合板300mm×300mm。シナ合板でもできる。 |&ref(IMG_0557.jpg,[[photos1]]);| |バーチ合板| &br; まず、羽子板の原図をスプレーのり3M55で、ちょうどきわに貼り付ける。 |&ref(IMG_0558.jpg,[[photos1]]);| |原図を貼り付ける| &br; これをRubber Sanding Drumで削り取る。25 Piece Rubber Sanding Drum Set(Rockler製)の一番大きなサイズと、最も目の荒いサンドペーパーを使用した |&ref(20859-01-200.jpg,[[photos1]]);| |Rocklerから| &br; 削り取っている様子。 |&ref(IMG_0562.jpg,[[photos1]]);| |回転型のヤスリで削り取る| |&ref(IMG_0561.jpg,[[photos1]]);| |拡大した様子| |&ref(IMG_0563.jpg,[[photos1]]);| |うまく削り取れた| &br; くびれが無い一枚をセットし(これはダミー)、もう一枚のバーチ合板を両面テープで、角度には気をつけ、正確に貼り付ける。 |&ref(IMG_0564.jpg,[[photos1]]);| |角度に気をつけて貼る| &br; 写真はQuick Set Calmpとして米国で販売されているものである。これを治具にビスで取り付けた。ビスは上下に貫通させる。 |&ref(IMG_0566.jpg,[[photos1]]);| |Quick Set Calmp| &br; Quick Set Calmpはいくつか買い貯めてあったので、以下の写真の一番小さいものを使用した。 |&ref(IMG_0637.jpg,[[photos1]]);| |数種のQuick Set Calmp| &br; 滑り止めに、3Mの64mm巾研磨ブロック用ペーパー#320を貼り付けた。 |&ref(IMG_0577.jpg,[[photos1]]);| |ペーパー#320を貼る| 両側のボルト止めは、Quick Set Calmpに上向きの反力が必要なための措置である。 &br; これで準備が整った。 |&ref(IMG_0578.jpg,[[photos1]]);| |準備完了| &br; Pattern Flush Trim Bitで切削すればよいのだが、刃径が1/2"では切削時間がかかりすぎる。 |&ref(hagoita.jpg,[[photos1]]);| |Pattern Flush Trim Bitで切削| |&ref(IMG_0638.jpg,[[photos1]]);| |1/2"では時間がかかる| &br; そこで登場するのが、このビット、なんと刃径が1inch以上(1"1/8")もある。 |&ref(IMG_0639.jpg,[[photos1]]);| |でっかい刃| &br; このビットで3回ほど切削すれば、ものの30秒もかからずに出来上がってしまう。 |&ref(IMG_0581.jpg,[[photos1]]);| |3回切削| &br; 上下を入れ替えて、1分で仕上がる。 |&ref(IMG_0642.jpg,[[photos1]]);| |1分で完成| &br; この治具のおかげで200枚も4時間弱で仕上がった。ただし、退屈な作業ではあるのだが…。 |&ref(IMG_0643.jpg,[[photos1]]);| |200枚完成、ふー| ---- [[トップへ>Arbortalk]]
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手のひらサイズの羽子板をシナ合板で作ってほしいと友人からの注文があった。しかも200個。斜めに切るのは卓上まるのこ(マイターソー)で簡単だが、問題はちょっとくびれたところ、これはルーターを用い、それ専用の治具に頼るしかない。 |&ref(IMG_0569.jpg,[[photos1]]);| |完成図| &br; 1時間ほど考えた。出来上がりは頭の中にあるので、設計図はひかない。 &br;&br; 用意するものは、余っていた9mmのバーチ合板300mm×300mm。シナ合板でもできる。 |&ref(IMG_0557.jpg,[[photos1]]);| |バーチ合板| &br; まず、羽子板の原図をスプレーのり3M55で、ちょうどきわに貼り付ける。 |&ref(IMG_0558.jpg,[[photos1]]);| |原図を貼り付ける| &br; これをRubber Sanding Drumで削り取る。25 Piece Rubber Sanding Drum Set(Rockler製)の一番大きなサイズと、最も目の荒いサンドペーパーを使用した |&ref(20859-01-200.jpg,[[photos1]]);| |Rocklerから| &br; 削り取っている様子。 |&ref(IMG_0562.jpg,[[photos1]]);| |回転型のヤスリで削り取る| |&ref(IMG_0561.jpg,[[photos1]]);| |拡大した様子| |&ref(IMG_0563.jpg,[[photos1]]);| |うまく削り取れた| &br; くびれが無い一枚をセットし(これはダミー)、もう一枚のバーチ合板を両面テープで、角度には気をつけ、正確に貼り付ける。 |&ref(IMG_0564.jpg,[[photos1]]);| |角度に気をつけて貼る| &br; 写真はQuick Set Calmpとして米国で販売されているものである。これを治具にビスで取り付けた。ビスは上下に貫通させる。 |&ref(IMG_0566.jpg,[[photos1]]);| |Quick Set Calmp| &br; Quick Set Calmpはいくつか買い貯めてあったので、以下の写真の一番小さいものを使用した。 |&ref(IMG_0637.jpg,[[photos1]]);| |数種のQuick Set Calmp| &br; 滑り止めに、3Mの64mm巾研磨ブロック用ペーパー#320を貼り付けた。 |&ref(IMG_0577.jpg,[[photos1]]);| |ペーパー#320を貼る| 両側のボルト止めは、Quick Set Calmpに上向きの反力が必要なための措置である。 &br; これで準備が整った。 |&ref(IMG_0578.jpg,[[photos1]]);| |準備完了| &br; Pattern Flush Trim Bitで切削すればよいのだが、刃径が1/2"では切削時間がかかりすぎる。 |&ref(hagoita.jpg,[[photos1]]);| |Pattern Flush Trim Bitで切削| |&ref(IMG_0638.jpg,[[photos1]]);| |1/2"では時間がかかる| &br; そこで登場するのが、このビット、なんと刃径が1inch以上(1"1/8")もある。 |&ref(IMG_0639.jpg,[[photos1]]);| |でっかい刃| &br; このビットで3回ほど切削すれば、ものの30秒もかからずに出来上がってしまう。 |&ref(IMG_0581.jpg,[[photos1]]);| |3回切削| &br; 上下を入れ替えて、1分で仕上がる。 |&ref(IMG_0642.jpg,[[photos1]]);| |1分で完成| &br; この治具のおかげで200枚も4時間弱で仕上がった。ただし、退屈な作業ではあるのだが…。 |&ref(IMG_0643.jpg,[[photos1]]);| |200枚完成、ふー| ---- [[トップへ>Arbortalk]]
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