さて、今回からルーター加工である。部材のところで話しておけばよかったのだが、試し加工の脚材と梁材(leg材とstyle材とここでは呼びたい)が1 本ずつ必要である。部材の長さはplanどおりでなくても構わない。厚みだけが大事でこれはplan通りでなければならない。
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ここで使用する治具は、[[ほぞ穴加工治具その2]]である。
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まず、leg材からスタートする。ここで用いるのは、3/8"のスパイラルアップカットビット唯1本である。
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試し加工のleg材をセットする。セットしたleg材のぎりぎりのところまで、スパイラルビットを落とし、けがき線に沿って試しぎりを行う。深さは浅くて構わない。2度から3度ほど試せばよいのだが、これは人によって違うでしょう。何度でも行いたい人はどうぞ。
|&ref(IMG_0998.jpg,[[photos1]]);|
|試し切削を行った|

|&ref(IMG_1005.jpg,[[photos1]]);|
|右手に見えるのがストッパー|

|&ref(IMG_1003.jpg,[[photos1]]);|
|試し切削加工に使った写真とこのルーターの&br;写真は縦横が直行しているので&br;注意してほしい、赤い線方向には&br;動かないので、ルーターが3/8"の幅で&br;固定されている。青い線方向には自由に動かせる。|

|&ref(IMG_1007.jpg,[[photos1]]);|
|これは全体を下からみたところ|

&br;
さて、ほぞ穴は左右の中心には来ておらず、どちらかに寄っている。したがって、4本が終わったら、左右を変えてルーター加工を行う必要がある。そのために、再び試し切削を行う。しかし、ここで行う試し切削加工は、左右に動く距離については変えなくてもよいので、ほぞ穴のスタート位置だけを切削すればよい。これも何度か行い、ちょうどよい場所に切削位置がきたなら終了となる。
|&ref(IMG_1011.jpg,[[photos1]]);|
|先に開けたほぞ穴(写真下方)に円形の&br;穴(写真上方)が一致したら終了|

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leg材が完成した。
|&ref(IMG_1013.jpg,[[photos1]]);|
|leg材完成|

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次回は、Style材である。
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つづく


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