**inlay cutting [#k8324dd6] ちぎりの初歩的な入れ方を紹介する。ここで使うビットは、Dado Clean Out Router Bitと呼ばれる物である。これを軽量の[[ラミネートトリマー>PortarCable2機種(固定ベース)]]に取り付けて行う。 &br;&br; まず、はじめにちぎりを準備する。この場合のちぎりはX型ではなく、単純な長方形である。ちぎりは力学的には機械的な摩擦よりも、結局は接着剤で持つので、このような形状にしている。 &br;&br; ちぎりを入れたい場所に置き、その周辺に厚さ6mmのMDFを適当な長さに切って、隙間なく並べ、周囲をクランプで固定するか、両面テープで貼り付ける。この例の場合はクランプである。その後、ちぎりをはずす。 |&ref(inlayCut.jpg,[[photos1]]);|&ref(IMG_0695.jpg,[[photos1]]);| |模式図|実際| &br; Dado Clean Out Router Bitをラミネートトリマーに取り付け、深さ1/16"(1.6mm)ずつ掘り進めればよい。 |&ref(IMG_0704.jpg,[[photos1]]);|&ref(IMG_0698.jpg,[[photos1]]);| |Dado Clean Out Router Bit|取り付けたところ| &br; ちぎりの厚みと掘り進む深さがちょうど一致したら完了である。ちぎりは一旦入れてしまうともう掘り出せないので注意が必要である。そのあと、コーナー部を鑿で削って、切削が完了する。鑿で削る場合は少し深めがよい。ここが浅すぎると、ちぎりが入っていかず浮いてしまうからである。 |&ref(IMG_0700.jpg,[[photos1]]);| |深めがよい| &br; [[イエローボンド>http://www.artisansspirits.com/glue/yellowglue.html]]を塗布して、ちぎりを木槌で叩いて完成となる。 |&ref(IMG_0702.jpg,[[photos1]]);| |できた| ---- [[トップへ>Arbortalk]]