前回の続き、Medium Shoulder Planeについてである。このカンナのどこが優れているかというと、際ガンナには左右両方が必要だが、これは1本で済むというはなしだった。
|&ref(IMG_0033.jpg,[[photos1]]);|
|Medium Shoulder Plane|

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このカンナも西洋カンナの御多分にもれず、押して使うカンナである。もちろん、私の場合は、引いても使うことができる。もともと引いて使う和ガンナに慣れているからだ。
|&ref(IMG_0034.jpg,[[photos1]]);|
|上のぽっちが右にいったり左にいったり&br;するのは単に持ちやすさのため、&br;カンナのメカニズムには関係がない|

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もうひとつある。このカンナの幅は45/64"(約17.86mm)である。
|&ref(IMG_0036.jpg,[[photos1]]);|
|写真の赤い矢印の間が45/64"|

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そして、これが西洋のカンナ身、和ガンナと比べると、これがカンナ身かと思ってしまう。そのカンナ身の幅は、カンナの幅よりわずかに大きく45/64"プラス1/128"(0.198mm)、片側で1/256"(0.099mm)大きい。
|&ref(IMG_0037.jpg,[[photos1]]);|
|カンナ身の幅がわずかに大きい|

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これが実にうまくできていて、際(きわ)を切削するときに丁度良い切削片を削りだしてくれる。
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|&ref(IMG_0039.jpg,[[photos1]]);|
|横から見たところ、5つの部品からできている|

|&ref(IMG_0040.jpg,[[photos1]]);|
|上から見たところ|
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