**cutting groove [#iae8d876] いま図のような机を作っている。この図は、片袖部分である。 |&ref(desk-a.jpg,[[photos1]]);| |平面図 立面図| |&ref(pedestalDesk.jpg,[[photos1]]);| |CG| &br; このようなときに、ルーターテーブルが役立つことを説明します。ここでは、Aのトップレール、Bのボトムレール、背面のCのトップレールとDのボトムレールと、Eのスタイルについて、これらには溝(groove)が掘られていて、その深さは1/4"(6.35mm)である。 &br;&br; まず、3/8"のスパイラルビットを用いて、溝を掘るのだが、その前に準備しなくてはならないことがある。それはルーターフェンスの直交性すなわちルーターフェンスとルータートップが直交していなくてはならない。 &br;&br; 写真は直交していない様子である。上の方にわずかだが隙間がある。 |&ref(IMG_0754.jpg,[[photos1]]);| |上方にわずかな隙間| &br; これをちょっとした工夫をすればたちまち直交するようになる。 |&ref(IMG_0755.jpg,[[photos1]]);| |わずかな工夫で| &br; しかけは簡単で、ただ紙をはさむだけである。何回か紙を折ってTRY&ERRORでくり返せばよい。 |&ref(IMG_0756.jpg,[[photos1]]);| |紙をはさむ| &br; 直交性を確保したら、この後は簡単で、フェンスの奥行きを微調整したなら、1/8"(1.25mm)ずつ深さを変えて、1/4"まで掘り進めればよい。 |&ref(IMG_0757.jpg,[[photos1]]);| |ストレートビットで| |&ref(IMG_0758.jpg,[[photos1]]);| |1/4"まで掘り進む| &br; ただし、この切削で終盤に来た頃、すなわち出口付近では若干の注意が必要である。それは下の写真のように、手製の治具(これは一般にPush-stickと呼ばれている)で押してやる必要がある。 |&ref(IMG_0766.jpg,[[photos1]]);| |Push-stick| |&ref(IMG_0765.jpg,[[photos1]]);| |拡大図| &br; これは、push-stickを用いないで手でやってみたところ。うっかり、手をすべらせたりしたら大けがにつながる。1,2本なら注意をしているので手で押しても危険性はないが、これを何本もくり返すようなら、だんだんと慣れてきてしまうので、うっかりミスがでてしまうかもしれない。ミスは大けがにつながる。 |&ref(IMG_0767.jpg,[[photos1]]);| |ミスは大けが| &br; 両袖全部合わせて16本、1時間も経たないうちに出来上がった。 |&ref(IMG_0768.jpg,[[photos1]]);| |1時間待たずに完成| ---- [[トップへ>Arbortalk]]