平面図(plan)に従って、バーチ合板に鉛筆で墨を入れた。ちょうど余っていた部材があり、写真は墨入れをした様子。 |&ref(IMG_0814.jpg,[[photos1]]);| |墨入れをした| &br; マイターソー(卓上丸ノコ)とテーブルソーで、幅と高さを揃える(マイターソーとテーブルソーが無い場合は胴つき鋸と鉋で)。 |&ref(IMG_0818.jpg,[[photos1]]);| |幅と高さを揃えた| &br; このベースプレートにルーターテーブルで溝を掘るわけだが、この手順は図で示したように何段階かで掘る必要がある。まずはストレートビットで3/32"ずつ4段階、次はkeyhole bitと呼ばれるもので1段階で掘る。私のkeyhole bitはたまたま、3/16"の深さがあったので1回で掘ることができた。 |&ref(grooveCut.jpg,[[photos1]]);| |切削概念図 単位はインチ| &br; 写真は溝(グルーブ)を掘っている様子。 |&ref(IMG_0820.jpg,[[photos1]]);| |ストレートビット| |&ref(IMG_0822.jpg,[[photos1]]);| |keyhole bit| |&ref(IMG_0826.jpg,[[photos1]]);| |これはkeyhole bitそのもの| &br; 溝を掘るときは、だいたい円の中心部付近にストッパを設けておき、この付近で終了する。ストレートビットの時は、バーチ合板のストッパー側を持ち上げて終了するが、keyholeの場合は、ストッパーで止まったらそのまま、逆方法に動かす必要がある。写真は、そのストッパーと、溝が完成した様子。 |&ref(IMG_0828.jpg,[[photos1]]);| |ストッパー| |&ref(IMG_0830.jpg,[[photos1]]);| |groove完成| &br; 次は、円形にカットする。まず、バンドソーで円形の墨入れギリギリのところまでカットする(バンドソーが無い場合は胴つき鋸で)。ルーターに付属のベースプレートを取り外し、方向が向こうむきならないように十分注意しながら、また、円形治具にはねじを切って使うのだがこのねじを切る位置がグルーブ上に来ないように注意しながら、付属のベースプレートを、両面テープでしっかりと貼り付ける。これを、Flush Trimming Bitを取り付けた、ルーターテーブルで、何回かに分けて切り進める。Flush Trimming Bitは、バーチ合板が厚いため、何回かに分けないと、焦げ付いてしまうからである。 |&ref(IMG_0834.jpg,[[photos1]]);| |円形にカット| |&ref(IMG_0832.jpg,[[photos1]]);| |Flush Trimming Bit| &br; これで、ルーターテーブルを用いたバーチ合板への作業はおしまいである。 つづく ---- [[トップへ>Arbortalk]]