僕は和ガンナと西洋カンナを使い分けている。和ガンナと西洋カンナはどこが違うのかといえば、
+切れ味(僕は切れ味が分かるほど研ぎを極めたわけではない、未だに河怡の替え刃式を使っている)、和ガンナは軟鋼の地金に硬鋼を埋め込んだ刃を持つが、西洋カンナは一枚刃である、
+和ガンナは手前に引くときに切削するが、西洋カンナは押すときに切削する、
+和ガンナは木製の台に刃が入っているが、西洋カンナは全部スティール製である、
+和ガンナは木製の台に刃が入っているが、最近の西洋カンナは全部スティール製である、
+和ガンナを研ぐときは砥石しかないが、西洋カンナは、砥石あり、グラインダーあり、オイルストーンありと、なんでもござれだ、
などなど。

僕は和ガンナを主として使っているが、これに限っては西洋カンナじゃなきゃダメというものがある。
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その中のひとつが、Medium Shoulder Planeだ。しかも、[[Veritasの製品>http://www.leevalley.com/wood/page.aspx?c=3&p=48945&cat=1,41182]]だ。この製品に相当する和ガンナが際ガンナである。
|&ref(kiwa.jpg,[[photos1]]);|
|株式会社常三郎より引用|

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際ガンナには右と左の両方があり、両方ないとだめなのだ(よく似たものに作里があるが、これはShoulder Planeとはちょっと違うと思う)。
|&ref(sakuri.jpg,[[photos1]]);|
|株式会社常三郎より引用|

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西洋ガンナは、これらが一本で済む。非常にお世話になっているカンナなのだ。
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じつはこのShoulder Plane、[[バーチ合板の本棚その3]]で使っていたものだ(バーチ合板の本棚その3で最下段の写真にわずかに写っているのがそれだ)。
|&ref(IMG_0033.jpg,[[photos1]]);|
|Shoulder Plane|

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