前回の続き、Medium Shoulder Planeについてである。このカンナのどこが優れているかというと、際ガンナには左右両方が必要だが、これは1本で済むというはなしだった。
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Medium Shoulder Plane |
このカンナも西洋カンナの御多分にもれず、押して使うカンナである。もちろん、私の場合は、引いても使うことができる。もともと引いて使う和ガンナに慣れているからだ。
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上のぽっちが右にいったり左にいったり するのは単に持ちやすさのため、 カンナのメカニズムには関係がない |
もうひとつある。このカンナの幅は45/64"(約17.86mm)である。
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写真の赤い矢印の間が45/64" |
そして、これが西洋のカンナ身、和ガンナと比べると、これがカンナ身かと思ってしまう。そのカンナ身の幅は、カンナの幅よりわずかに大きく45/64"プラス1/128"(0.198mm)、片側で1/256"(0.099mm)大きい。
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カンナ身の幅がわずかに大きい |
これが実にうまくできていて、際(きわ)を切削するときに丁度良い切削片を削りだしてくれる。
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横から見たところ、5つの部品からできている |
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上から見たところ |
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