cutting groove †
いま図のような机を作っている。この図は、片袖部分である。
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平面図 立面図 |
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CG |
このようなときに、ルーターテーブルが役立つことを説明します。ここでは、Aのトップレール、Bのボトムレール、背面のCのトップレールとDのボトムレールと、Eのスタイルについて、これらには溝(groove)が掘られていて、その深さは1/4"(6.35mm)である。
まず、3/8"のスパイラルビットを用いて、溝を掘るのだが、その前に準備しなくてはならないことがある。それはルーターフェンスの直交性すなわちルーターフェンスとルータートップが直交していなくてはならない。
写真は直交していない様子である。上の方にわずかだが隙間がある。
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上方にわずかな隙間 |
これをちょっとした工夫をすればたちまち直交するようになる。
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わずかな工夫で |
しかけは簡単で、ただ紙をはさむだけである。何回か紙を折ってTRY&ERRORでくり返せばよい。
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紙をはさむ |
直交性を確保したら、この後は簡単で、フェンスの奥行きを微調整したなら、1/8"(1.25mm)ずつ深さを変えて、1/4"まで掘り進めればよい。
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ストレートビットで |
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1/4"まで掘り進む |
ただし、この切削で終盤に来た頃、すなわち出口付近では若干の注意が必要である。それは下の写真のように、手製の治具(これは一般にPush-stickと呼ばれている)で押してやる必要がある。
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Push-stick |
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拡大図 |
これは、push-stickを用いないで手でやってみたところ。うっかり、手をすべらせたりしたら大けがにつながる。1,2本なら注意をしているので手で押しても危険性はないが、これを何本もくり返すようなら、だんだんと慣れてきてしまうので、うっかりミスがでてしまうかもしれない。ミスは大けがにつながる。
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ミスは大けが |
両袖全部合わせて16本、1時間も経たないうちに出来上がった。
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1時間待たずに完成 |
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