ビットのセット

ビットは高価である。廉価なビットもあるにはあるが、使っている内に切れ味がどんどん悪くなってくる。研いで使えばよいという人もいるが、鉋とちがってそれほどビットを研ぐことはないし、悪くなった切れ味をカバーして使うものでもない。よくビットのセットが売られている。12本で33米ドルくらいの超安値のものから、ある程度高級な切れ味を誇るものまで売られている。図はFREUDの13本セットで200米ドルである。

bits-set.jpg
Woodworkers' Supplyから

この位の価格帯だと、ルーター(2-1/4"HP<馬力>の固定ベースのルーター)よりも高価である。しかし、どのビットも均等に使うわけではない。もっとも頻度が高いのはストレートビット(写真上段左端から3本)である。作業にもよるが、次がCHAMFERビット(下段左から3番目)、次がROUND OVERビット(下段右端)ぐらいだろうか。中には、まったく使わないビットもある。そうなると、まったく使わないのだから要らないのかといえば、そうでもない。木工では何かの拍子で突然そういうビットが必要になることもあるからだ。まあ、そういう計画性のない話はやめておこう。

僕は、初めて学ぶ人にはセットでの購入はおすすめしたい。ものの本には、使う順に買い足しましょうとある。しかし、ビットがどんなものかわからないうちは何を買っていいのかも知らないからだ。だが、超安値のものは安かろう悪かろうなので、これを買うことは絶対に奨めません(経験上)。また、10数本セットならいいのだが、24本や48本まして64本セットはいくらなんでも多すぎると思う。大体10数本セットで収めておきたい。それ以上だと、高価だし、使わないものも出てくる。

大事なことは、まず切れ味である。僕の経験からすると、超安値を使った場合には、1日に1時間くらい作業して、10日も作業すれば切れ味が悪くなる。研いで使ってもすぐ切れ味がもとに戻るので、あとは棄てるしかないということになる。

次回はストレートビットの話です。 (続く)


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Last-modified: 2009-05-14 (木) 10:00:40 (4950d)