次はサンディングである。多少の風がある日に戸外でサンディングを実施した。写真はスタッフがサンディングをしているところである。バーチ合板の表面はそれほどなめらかではないが、後で述べる蜜蝋ワックスのために#120、#150、#180のサンディングディスクをかけた。 いよいよ本組である。本組の前に、再度仮組を行って全体がうまく嵌っているかを確認した。その後は本組で、4人がかりでこれを行い、直角に気をつけながらクランプで微調整し、そのまま1日放置した。 塗装は耕太郎&百合子社の「未晒し蜜ロウワックス」を用いた。ワックスは塗装性能は落ちるのだが
という理由で使用している。欠点は乾くのが非常に遅いことである。これは、ウレタン塗装などの対極にある素材だ。このあと、背板を取り付けるわけだが、これは4mmのシナ合板を現場合わせによって真鍮釘どめして完成となる。 以下は、組み立てに使用した道具と、加工に使用した治具と道具である。 こうして12体完成(ふーっ)、写真は壁際にならべた様子。
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