Birch Plywood shelves

単純な本棚をルーター加工によって作ってみる。ここで使用する材料は、birch plywood(かば合板)だ。合板の中では広葉樹共芯(ともしん)の高級用材である。一般に建築設計をする者は、他の材料としてランバーシナ合板などがあり、これが安価なものだから、施主にはなかなか奨めにくい材料かもしれない。

shelvesPlan.jpg
プラン(単位はmm)



しかし、重い本を載せた上に、小口面に化粧材をまわさなくていいという点ではとてもよい材料なのだ。ランバーシナ合板に重い本を載せる訳にはいかない。このバーチ合板は、スチール製の事務用本棚とほぼ同じ価格である。

フィンランド製のバーチ合板を2440x1220x24(公称:実際は22mm強)の都合8枚、これを260mm幅で幅決めカットし納品してもらった。計72枚、1体6枚で作ることになる。ちなみにバーチ合板1枚の価格は23,000円強(加工賃別)である。

さて、合板が正確にカットされていることを前提にして、いよいよルーター加工だ。

(続く)


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Last-modified: 2009-05-14 (木) 10:19:35 (5455d)